以前の記事で英語学習に必要なモチベーションの維持について書きました。「【社会人にもオススメ】英語学習のモチベーションを保つ方法9選【秘訣は頑張りすぎない】」
モチベーションを維持するためには目標設定が必要不可欠です。
目標がない人は途中で止まってしまうんだ…
しかし、英語学習の目標といっても「TOEIC900点」「英語の力で昇給する」のように最終目標だけを決めている人が多いです。目標設定を効果的に行わないと3日坊主で学習をやめてしまう可能性が高くなります。
私は社会人になってからも英語を6年勉強し続けて、英検準1級を取得することができました。6年の間にも勉強をやめてしまった期間もありました。しかし、目標設定の方法を見直し、継続して学習を続けることができています。
この記事では、社会人学習者の私が6年実践し結果を出した正しい目標設定の方法をお伝えします。正しい目標を設定すれば「やる気はあったけど途中で挫折した」という失敗をなくすことができます。
結論から言うと目標設定に大切なことは5つです。
- 自分の力を知る
- 最終目標と中期・短期の目標を作る
- 目標には必ず時間を入れる
- 目標は達成可能なものにする
- 目標は数値化する
効果的な目標設定を意識して、英語学習のモチベーションを高めて挫折せずにいこう!
目標ですべてが変わる!
目標を作るときに大切な5つのこと
目標を作るときに大切な点は5つです。
- 自分の力を知る
- 最終目標と中期・短期の目標を作る
- 目標には必ず時間を入れる
- 目標は達成可能なものにする
- 目標は数値化する
1つ1つ教えてください
自分の力を知る
スタート場所がわかることで次の行動がはっきりします。具体的にレベルを知るためには
- 英検やTOEICなどの外部試験を受ける
- オンライン英会話の教材レベルで確認をする
- 文部科学省が出しているCEFRの表を確認する
英検やTOEICは数値化されているので実力がわかりやすいですね。本試験を受けなくても、市販されている模試を使用する方法もあります。
TOEICはスコアだから実力がわかりやすいね!
文部科学省が出しているCEFRの表も参考にできます。
- CEFRとは・・・
-
ヨーロッパで作られた「外国語運用能力を測るための標準」です。英検やTOEICなど英語の資格試験は意外と多くあります。それぞれに評価があるため、英語のレベルを比べることが難しかった資格試験を運用能力という観点から標準化したのがCEFRです。要するに、CEFRは英語の運用能力がどれくらいかを段階的に評価しているものです。英検の級やTOEICのスコアをCEFRの段階で比べることで英語のレベルがわかりやすくなりました。
出典:文部科学省
オンライン英会話については本サイトがオススメしているDMM英会話を例にします。
DMM英会話では教材レベルが10段階あります。デイリーニュースの教材を使用して自分の英語力を試してみてください。1番下のレベルから始めましょう。理解ができない記事の1つ下のレベルが自分のレベルになります。
最終目標と中期・短期の目標を作る
最終目標は自分の理想の姿・英語でやりたいことをイメージして考えましょう。
例えば
- TOEIC900点をとって海外勤務をする
- ネイティブとビジネスの場で対等に話したい
- 字幕なしで映画が見たい
ゴールを設定しないとサボりや挫折の原因になります。自分の1番の理想を掲げましょう。
中期・短期の目標は最終目標までの中継地点です。短期目標を積み重ねて中期の目標を達成し、中期の目標の積み重ねで最終ゴールにたどり着くイメージです。日々の学習では短期の目標が基本となります。
短期→中期で何回も目標を作るのが大切!
小さい目標は月・週・日単位で考えましょう!
例えば
「月に単語を1000語覚える→1週間で250語→1日で約40語覚えよう」
のように考えられます。
小さい目標を作るのは面倒だと感じると思います。しかし、日々の目標を達成することで自信がつき学習への意欲が高まっていくのです。最後にはゴールにたどり着くのも早くなります。
目標を達成した数は自信につながります!
目標設定は必ず期間も決める
目標には必ず期間や範囲を入れましょう。理由は「いつまで」「どこまで」を決めずに取り組むとダラダラになり気分で学習を進める危険があるからです。
例えば、会社の上司にとりあえず売上を高くするぞと言われても困ってしまいますよね。3か月後に今よりも1.5倍の売上にするぞと言われた方が具体的で行動に移しやすいです。
英語学習ではどうするか例を挙げると
- 参考書の60ページまでを1週間で行う。
- 3か月後にTOEICで500点を超える
このように具体的な目標を決めましょう。期間や範囲を決めることで、モチベーションを維持して英語学習に取り組めます。
目標は数値化できるものにする
目標は期間や範囲を入れることと同時に、数値化できることも意識しましょう。1ヶ月で50点アップや1日40単語のような形です。
やってはいけない目標
- 「1ヶ月英語をとにかくやる」→精神論だけで何をすれば目標達成はわからない。
- 「1日でできるとこまでやる」→気分によって長くやる日・短くなる日が出てくる。効果的ではない。
数値化ができる目標を立てる理由は2つです。
数値化した目標を設定することで学習へ向かう気持ちが維持できます。
短期の目標は達成可能なものにする
短期目標は自分のレベルにあった達成可能なものにしましょう。短期目標はどんどん数を達成していき、学習のモチベーション維持と自信を高めることが目的だからです。
欲張って時間的にも難易度的にも厳しいものを設定してはいけません。
例えば、平日1時間の学習時間を作れるなら「1日単語100語の意味確認と音読」や「1週間で問題集を28ページ(1日4ページ)」のように達成可能な目標を設定しましょう。
余裕もって楽しく英語学習をしよう!
もちろん、人によって設定する目標の量や難易度は変わります。大切なことは無理せず、ギリギリの目標を立てないことです。
自分の立てた目標を達成できないときにモチベーションは下がります。目標が達成できなかったとなるのは避けましょう。
計画した目標が達成できなかったときは?
結論から言うと目標を達成できなくても問題なしです。
目標の設定が最初から完璧にできる人はいません。大切なことは「失敗した理由を考えて軌道修正すること」です。
未達成の理由には
- 設定した目標が難しすぎた
- 思ったよりも時間が取れなかった
様々な原因があります。未達成の原因を考え、次でもっと良い目標を設定できれば問題なしです!
失敗を放置しなければ問題なしです!
目標の見直しは1月ごとにしましょう。月を通して順調か、問題があれば翌月で調整して学習計画をすることがオススメです。
英語学習では思ったよりも力がつかないことは当たり前です。
自分ができるようになったことに目を向け、最終ゴールまで何度も修正をしていきましょう。前向きに取り組む人がゴールまでたどり着けます!
失敗を恐れず、突き進みましょう!
まとめ
今回は目標の作り方について解説しました。大切なポイントは
- 自分の力を知る
- 最終目標と中期・短期の目標を作る
- 目標には必ず時間を入れる
- 目標は達成可能なものにする
- 目標は数値化する
目標は英語学習をするうえで必要不可欠です。自分だけの目標を作って、理想の自分へ突き進みましょう!
頑張る人を応援しています!
一緒に英語力を高めましょう。
実際に目標を立てた人はリスニングから勉強を始めましょう!
なぜリスニングから始めるのかは「【始め方で差がつく!】始める順番が大切だった!?英語学習はリスニングから始めるべし」の記事を読んでください。
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DMM英会話の魅力は「【社会人の英語学習に!】オンライン英会話1位!DMM英会話の魅力を徹底調査」をご覧ください。
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